
<スペインリーグ:Aマドリード4-0Rソシエダード>◇10日◇第35節◇エスタディオ・メトロポリターノ
【マドリード=高橋智行通信員】アトレティコ・マドリードはホームで日本代表MF久保建英(23)の所属するRソシエダードと対戦し、ノルウェー代表FWセルロート(29)が前半だけで4得点を挙げる活躍で勝利を収めた。
この日のヒーローについてシメオネ監督は「チームの前半のパフォーマンスには大いに満足している。アレックス(セルロート)は素晴らしい夜を過ごしたし、特に最初の45分間、自分のところに来たボールをすべて力強く決めてくれた。そのおかげで我々は試合を落ち着かせることができ、試合前に想像していなかったような展開に持ち込むことができたんだ」と大絶賛した。
セルロートは、今季途中出場が多かったが、少ない出番で確実に結果を残してきた。この日の4発で今季17得点に達し、エースFWフリアン・アルバレス(15得点)を超えてチーム得点王まで上りつめた。
指揮官は「彼を好きな理由は、試合のあらゆる場面や状況において重要な役割を果たしてくれる点だ。彼の空中戦の強さのおかげで、彼が短い時間出場した時や、我々がカウンターを仕掛けなければならない時、そしてチームを動かすために前線に選手が必要な時など、彼はチームが必要としてくれるプレーをしてくれるし、ゴールチャンスを生かしてくれる」と信頼を口にした。
現在3位のAマドリードはこの日の勝利で13季連続での欧州チャンピオンズリーグ出場が確定した。