
<オリックス6-1ソフトバンク>◇10日◇京セラドーム大阪
オリックスは昨季8月28日(長崎)以来、15試合ぶりにソフトバンク戦に勝利した。前日までに同戦は2引き分けをはさみ12連敗を喫していた中、岸田護監督の44歳の誕生日に連敗ストップの白星を届けた。
打線が一致団結した。0-0の4回、1死から3番太田椋内野手(24)が左中間への二塁打で出塁。4番杉本裕太郎外野手(34)はソフトバンク大関の6球目、高めの直球を左翼線へ痛烈な打球をはじき返し先制。なお2死三塁で、頓宮裕真捕手(28)も左前適時打。苦しめられてきたソフトバンク戦で、2点をたたき出した。
さらに2-0の5回、紅林弘太郎内野手(23)が左翼へ3号ソロ。6回には2死満塁で2番手尾形から走者一掃の右越え適時二塁打を決めた。
援護をもらった先発の曽谷龍平投手(24)は7回2安打無失点の快投。7回に2四球と右前打で1死満塁のピンチを招くも、最後は高めの直球で嶺井を空振り三振に仕留めた。150キロ超えの直球を次々と投げ込み、スライダーも光った。
投打がかみ合い、首位を守った。岸田監督の誕生日に大きな1勝をプレゼントした。