
<オリックス1-11ソフトバンク>◇9日◇京セラドーム大阪
ソフトバンク有原航平投手(32)が2勝目を挙げた。初回、先頭への四球をきっかけに先制を許した。7回98球を投げ毎回走者を背負う苦しい投球だったが、打線の大量援護にも恵まれ「スミ1」で乗り切った。
「野手の方がたくさん点を取ってくれたので、ストライクゾーンに投げ込むことを意識して投げました」。同点に追いついた直後の2回は1死二、三塁とされたが後続を断ち、ホームを死守。「初回も取られて、そこ(2回を)を0点に抑えられたのはよかったなと思う。次はもっとしっかり入りからいけるように頑張ります」と口元を引き締めた。
6回には打線が大量9点をプレゼント。長い攻撃の間も集中力は切らさなかった。「キャッチボールもしたし、気持ち入れてしっかり腕振って行った」。オリックスとは好相性。昨年は5勝1敗と勝ち越し。今季も初登板でしっかり白星をゲット。オリックス戦の通算成績も25勝目となった。