
<オリックス1-11ソフトバンク>◇9日◇京セラドーム大阪
首位オリックスは昨季からソフトバンク戦12連敗(2分けをはさむ)を喫した。同戦12連敗は、04年7月から05年4月にかけて(引き分けはさまず)以来となった。これで2位日本ハムとのゲーム差がなくなった。
初回、ドラフト1位麦谷祐介外野手(22=富士大)が四球で出塁し、すかさず盗塁。三ゴロ間に三塁へ進み、3番森友哉捕手(29)の浅い中飛にも思い切って本塁へ突入した。快足自慢のルーキーが、無安打で先制点をもたらした。
だが、先発のアンダーソン・エスピノーザ投手(27)は2回、1死二、三塁からソフトバンク牧原大の二塁への適時内野安打で同点とされた。5回には1死三塁で野村に左前適時打を浴びた。5回0/3を4安打3失点の粘投も、昨季7月7日の日本ハム戦(京セラドーム大阪)を最後に14戦連続で白星なしとなった。
6回にはリリーフ陣が崩壊。6回無死満塁から3番手で登板した川瀬堅斗投手(22)は4安打1四球で5失点。4番手権田琉成投手(25)も止められず、この回計9失点で1-11と突き放された。