
<日本ハム-楽天>◇9日◇エスコンフィールド
日本ハム新庄剛志監督(53)が、インスタグラムで驚きの構想を明かした。
7日のオリックス戦(京セラドーム)、2-2の延長12回から登板した生田目翼投手(30)が、西川を一ゴロに打ち取るも、一塁ベースカバーに入る際に右足首を負傷。ベンチ裏で治療をしている間に、新庄監督は三塁手の奈良間大己内野手(25)に歩み寄り、言葉をかけた。奈良間以外の内野手はマウンドに集まっており、奈良間は三塁ベース付近から、伏見寅威捕手(34)へ投球練習を行っていた。生田目は負傷交代となり、ベンチに唯一残っていた玉井大翔投手(32)が、無事試合を締めた。
試合後に新庄監督は「(奈良間が)一番コントロールいいと思うから。玉井君がまたなんかアクシデントが起きたら。田宮君か奈良間君…昔は上川畑だったんだけどな、奈良間くんにしようとね。7種類ぐらいの球種持ってるからね。お疲れ様で~すって。お疲れ様です投法」などと、「投手奈良間」の構想を明かしていた。
この日の投稿では、日本ハムの試合を伝えるテレビ画面をアップ。野手登板の構想について「玉井君が何かアクシデントがあって、ランナーいなかったら(投手は)奈良間君かモーレ(レイエス) セカンドランナーいたら野村君 サードだったら万波君のつもりでした!」と告白した。続けて、番組内でインタビューに応じた奈良間へ「インタビューの時は、『監督』って言われるのは嫌いだから『BOSS』って言いなさい」と注文も忘れなかった。
奈良間の投手経験は小学生時代のみだが、レイエスはカブス時代に野手登板を経験。野村は花咲徳栄(埼玉)時代にエースとして甲子園に出場し、万波は横浜(神奈川)時代に登板経験がある。