
元イングランド代表のスター選手で現在は実業家として活躍しているデビッド・ベッカム(50)が、自身のインスタグラムを9日に更新し、マンチェスター・ユナイテッドで黄金時代を築いたガリー・ネビルとの当時の写真を公開した。
欧州チャンピオンズリーグの優勝トロフィー「ビッグイヤー」を前に肩を組みほほ笑むものだ。この日、イングランドのEFL2(4部相当)に所属するサルフォード・シティーが、ベッカム、G・ネビル、米国の実業家が率いるコンソーシアム(共同事業体)によって買収されたことを発表。それを受けてSNSで意思表明したもので、こうつづっている。
「サルフォードは私が育った人生において、とても重要な役割を果たしました。毎日親友たちと一緒にユナイテッドでトレーニングをした場所であり、初めて家を買った場所であり、ビクトリアと暮らした場所でもあります。サルフォードの新たな章の始まりにあたり、友人のガリー・ネビルと共に新しいオーナーグループの一員になれたことをとても誇りに思います。サッカーはこのコミュニティーの中心であり、アミーズの未来がどうなるのか、今から楽しみです」
「アミーズ」とはクラブの愛称。マンチェスター近郊にあるサルフォードは8部相当だった2014年、ベッカムと同時期にデビューした「92年組」ライアン・ギグス、ポール・スコールズ、ガリー・ネビル、フィル・ネビル、ニッキー・バットらによって買収されていた。今回の新たな買収によって、ベッカムとG・ネビル以外は株主の立場から外れ、クラブで新たな役割を得るという。
なおベッカムはアルゼンチン代表FWメッシが所属する米MLSのマイアミでも共同オーナーを務めている。