
Jリーグは公式インスタグラムで「スポーツマンシップが表れたシーン」としてガンバ大阪GK一森純の行動を動画で紹介し、多くの注目を集めている。
5月6日に行われた明治安田J1第15節・浦和対G大阪の一戦。浦和GK西川周作が開始早々に左太ももあたりを痛め、その後プレーを続行したがピッチに倒れ込んだ。このアクシデントに宇佐美貴史に加え、逆のゴールから一森までも西川のもとへと駆けつけ、声をかけていた。
この駆け寄った理由について「2年前にここで怪我をした時、周作さんに声をかけてもらった」という一森の言葉を伝えている。激しく勝負の火花を散らしながら互いをリスペクトし合うJリーガーたちの姿をよく表れている。
たび重なる大けがから復活した横浜FW宮市亮、元浦和の槙野智章氏らも「いいね」でリアクションし、ファンからは「浦和と大阪ライバル同士のバチバチな対決でこの光景は素敵です」「一森選手素晴らしいです」「これぞブラボー」「めちゃくちゃいい話」という賛辞が寄せられている。
なお西川は試合翌日のXで「これだけは言わせてください 全力ですぐに戻ります ベストを尽くします」と復帰を誓っている。6月中旬からクラブワールドカップを控える中、守護神のいち早い回復が待たれる。