
<巨人1-7阪神>◇6日◇東京ドーム
巨人浦田俊輔内野手(22)がプロ初安打を放った。
「8番三塁」でプロ初先発。9回無死の第4打席で阪神岩崎の真ん中低めスライダーをはじき返した。快足を飛ばして二塁内野安打をもぎ取り「今日はいい感じに捉えてはいたんですけど、(野手の)正面を突いたり。でも、最後、内野安打を打てたので良かったです」と喜んだ。この日は父と兄も観戦に訪れていたといい、初安打の記念ボールの行方については「両親にあげます」と語った。
一方で、初回の守備の話題に及ぶと神妙な面持ちで答えた。無死一塁で阪神中野の三塁へのバントを処理した浦田の送球がそれ、岡本と中野が交錯。岡本は左肘付近を抑えてグラウンドに倒れ込み、そのまま負傷交代となった。「本当に自分のミスでああなってしまって…謝りました」と肩を落とした。
病院で検査を終え、球場に戻ってきた岡本とは会話を交わした。「そういう(励ましの)言葉もかけてもらって、LINEもさっき送っていただいて。言葉に表しづらいですけど、頑張るしかないなと思います」と顔を上げた。