
<マーリンズ4-7ドジャース>◇5日(日本時間6日)◇ローンデポパーク
ドジャース大谷翔平投手(30)が、思い出の地で2試合ぶりの1発となる9号2ランを放った。
3-0の5回無死一塁で、右腕アルカンタラと3度目の対戦。一走キム・へソンが二盗に成功すると、フルカウントから真ん中付近の97・7マイル(約157キロ)の直球を捉え、右翼ブルペンへ飛び込む9号2ランとした。打球速度は117・9マイル(約190キロ)、386フィート(約118メートル)、角度は20度だった。
ローンデポパークは、23年WBCを制覇し、昨季「50-50」を達成した球場。思い出深い地でのアーチとなった。
【大谷の一問一答】
-マイアミの思い出は
「もう本当にいい思い出が多いかなと。去年(50-50達成)もそうでしたし、WBCも含めて、好きな球場の1つなので、今日もいい試合だったと思います」
-キム・ヘソンの初ヒットでお祝いしていた
「本人にとっては、もう本当に特別な日だと思いますし。昨日も得点にはつながらなかったですけど、本当に素晴らしい走塁も含めて、今日も素晴らしい活躍だったなと思います」
-キムとはエージェントが同じだが、オフに話す機会は
「同じ場所で練習してたのは、たまたまですけどね。ドジャース(ドジャースタジアム)は改装してて、ちょっと違う場所で練習しなきゃいけなかったので。僕もリハビリがあって、そこで練習することになってたので。たまたま、彼のフリーエージェント期間、同じところでは練習してました」
-本塁打は打球速度190キロ
「投げてるボールも強いので、その分跳ね返ったボールがいい角度で上がったのが、強くなったのかなとは思うので。素晴らしいピッチャーから、この間のカードもそうでしたけど、いいところで打てたのは、自信になるんじゃないかなと思います」
-今年はポイントが例年より前。通常のポイントよりボール1個分の差だが、ボール1個分はどんな意味が
「コンタクトポイントはもう本当に、なんて言うんですかね、振った過程の中で、自分で操作するところではないので。本当に、構えから動きの中で正確に動けていれば、自分のいいヒッティングポイントに近づいていきますし。例年、この時期にあんまり一番いい状態になるっていうことが、あまりないので。その中では今日もいい打席、悪い打席はありましたけど、近づいては来てるんじゃないかなとは思います」
-先週に続いてマッカラー監督の目の前で活躍。盗塁を決めてやろうと
「もちろん、僕にとっては走塁の大きな前進につながる、そういう1年を去年一緒に過ごせたかなと思うので。そういう意味では、もちろん決めたいなっていう気持ちはありますけど、シンプルに行ける時に、成功すると自分が確信を持った時にスタートを切りたいですし。決めたいからといって、強引に行くということはないので。もう本当に冷静に、試合前からむしろ始まってるぐらいな感じで、冷静に行けたらいいんじゃないかなと思います」