
<ブンデスリーガ:アウクスブルク1-3キール>◇4日◇第32節◇WWKアレーナ
キールのFW町野修斗(25)がアウェーのアウクスブルク戦で先発し、前半25分に先制ゴールを決めた。味方が獲得したPKを右足でゴール右隅へ蹴り込んだ。3試合連続で今季リーグ戦11点目。だが、前半39分に相手のドリブル突破を防ごうとした際に左足首を痛めて交代した。
町野は前節4月26日のボルシアMG戦で先制点、決勝点と値千金の2ゴールでチームを4-3の勝利に導いた。ドイツ1部1年目で目標としていた2桁得点に到達。この日も幸先よくPKで先制ゴールを決めた。
欧州5大リーグ挑戦1年目で11ゴールは、日本選手では98-99年シーズンに10得点のMF中田英寿(セリエA=ペルージャ)を上回った。だが、守備でも奮闘する点取り屋は、その後に無念の負傷交代となった。
2部降格圏の17位に低迷するチームはMFベルンハルトソンが1-0の前半40分にカウンターからゴールを奪い、後半6分にも2点目を決めて3-1で勝利。2連勝で勝ち点25とし、残り2試合で2部との入れ替え戦に回る16位ハイデンハイムに勝ち点1差とした。残り2試合は10日にホームでフライブルク、17日の最終節でドルトムントとアウェーで対戦する。