
<オリオールズ0-4ロイヤルズ>◇3日(日本時間4日)◇オリオールパーク
オリオールズ菅野智之投手(35)が、本拠地でのロイヤルズ戦に2戦連続中4日の間隔で先発。6回2失点と好投したものの、打線の援護がなく、2敗目(3勝)を喫した。
初回を9球で3者凡退と好発進しながら、1回終了後、降雨のため、57分間中断。交代の可能性もあったが、再開後の2回、再びマウンドへ向かった。「長く野球をやってきて初めての経験。難しさはあった。気持ちだけは切らさないようにしていた」。空白の時間を感じさせず、2回、3回と無失点。4回に1点を先制され、5回にはソロ本塁打を浴びた。それでも、クオリティースタート(6回以上、自責3以内)をクリアしてマウンドを譲った。
「調子自体はあまり良くなかったが、しっかり6回まで投げられたのは良かった」。もっとも、オ軍は看板の打線が元気なく、完封負け。V候補が苦しむ中、オールドルーキーの存在感を、地元ファンの大きな拍手が証明していた。