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【広島】奪三振0で完封の床田寛樹「途中からやべー、取ってないなと」新井監督は「床田さまさま」


広島の床田寛樹投手が中日を相手に3安打無失点で完封勝利を収め、チームの8連敗を止めた。彼の奪三振ゼロでの完封勝利は、13年以来の快挙であり、セ・リーグでは36年ぶり、広島チームでは43年ぶりの記録となった。試合中、床田は巧みな投球で中日打線を封じ、9回を投げ切った。また、3回には自らも進塁打を放ち、打撃でもチームに貢献した。試合後、床田は仲間への感謝を述べ、連敗脱出に全力を尽くしたことを語った。今回の活躍により、床田は今季3勝目を挙げた。

広島対新中日 床田(右)を迎える新井監督(撮影・加藤孝規)

<広島2-0中日>◇3日◇マツダスタジアム

広島床田寛樹投手(30)が記録的な快投でチーム8連敗を阻止した。中日打線を3安打に抑え、今季2度目の完封。13年西武牧田、広島では82年山根以来43年ぶりとなる奪三振ゼロの無失点勝利を飾り、ナインを苦境から救い出した。

球数89で迎えた9回。2死から代打・細川を歩かせ、無四球完封は逃した。それでもレアな記録がついてきた。奪三振ゼロの完封勝利。「(過去に)ないですね。アマチュアの時は、完封の時はだいたい10何個は取っていたので。途中から『やべー、取ってないな』とは思ってました。でも変に三振を取りにいく方が崩れると思っていたので」。試合後は照れ笑いした。

負ければ4年ぶりの8連敗となっていた一戦。打力でも貢献した。3回無死一塁、ベンチは8番矢野に犠打を指示。次打者は9番床田だった。「9人目の野手だと思っているので」という新井監督の信頼に応え、二塁ゴロで二塁走者を三塁に進めた。先制点につながる進塁打となった。

投げては二塁も踏ませなかった。唯一先頭打者を出した7回は1死一塁、昨季2本塁打を浴びたカリステを遊ゴロ併殺に仕留めた。セットアッパーのハーンを欠いた試合を1人で乗り切り3勝目。指揮官から「床田さまさま」とねぎらわれても、本人は仲間への感謝を忘れなかった。「(連敗は)止めないといけないと思っていました。初回先頭の(岡林の打球を好捕した)堂林さんのプレーでスッと試合に入れました」。チーム一丸となっての連敗脱出劇だった。【堀まどか】

▼床田が奪三振ゼロで完封勝利。奪三振ゼロの完封勝ちは13年4月23日ロッテ戦の牧田(西武)以来で、セ・リーグでは89年9月4日巨人戦の矢野(ヤクルト)以来36年ぶり。広島では59年5月5日国鉄戦の備前、61年5月6日中日戦の弘瀬、80年5月25日大洋戦の北別府、82年6月16日中日戦の山根に次いで43年ぶり5人目。

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