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【ソフトバンク】本調子じゃないけど…山川穂高16打席ぶり1発で主力離脱相次ぐチームを支える


ソフトバンクの山川穂高選手が、4回裏に決勝の先制ホームランを放ち、チームの勝利に大きく貢献しました。試合はソフトバンクがロッテを5-0で下し、山川選手はこの試合で2安打1打点を記録しました。かつてのチームメートであるロッテの石川柊選手から打ったこのホームランは、山川選手にとって16打席ぶりの一発であり、日本ハムの万波選手と並びリーグでトップの6号ホームランとなりました。ソフトバンクは今季初の本拠地での2連勝を達成し、リーグ5位のロッテに0.5ゲーム差まで迫っています。故障者が多く出ている中、山川選手は力強いプレーでチームをけん引しています。

ソフトバンク対ロッテ 4回裏ソフトバンク1死、先制の左越え本塁打を放ち、どすこいポーズを決める山川(撮影・岩下翔太)

<ソフトバンク5-0ロッテ>◇3日◇みずほペイペイドーム

ソフトバンク山川穂高内野手(33)が、元同僚撃ちの先制&決勝弾を決めた。

0-0で迎えた4回1死。昨季までのチームメートでロッテ石川柊から左翼席へ弾丸アーチを突き刺した。16打席ぶりの1発は日本ハム万波に並ぶリーグトップの6号ソロ。6回は左前打を放ち、2安打1打点で今季初の本拠地2連勝に貢献した。チームは借金5とし、5位のロッテに0・5ゲーム差に迫った。今日にもパ単独最下位を脱出する。

   ◇   ◇   ◇

強烈なインパクト音を残し、あっという間に左翼席に届いた。山川は弾丸アーチを放ち、悠然とダイヤモンドを周回。白い歯もこぼれ、自軍ベンチ前ではお決まりの「どすこいポーズ」だ。黄金週間で本拠地4万人超えの観衆も、待ちわびていたかのように呼応。主砲の一撃に、ドームがドッと沸いた。

「甘いボールを仕留めることができました。欲しい先制点となるホームランになって良かった」

ひと振りで決めた場面は4回1死だ。カウント1-2からの5球目、ロッテ石川柊が投じた真ん中カーブに反応した。体をのけぞらせ、最後は豪快に振り抜いた。昨季まではチームメートだった右腕から今季2発目。西武時代を含めれば通算成績は56打数18安打の打率3割2分1厘、計6本塁打の好相性ぶり。そんなお得意様から先制&決勝の6号ソロ。これで日本ハム万波と並んでパ・リーグ本塁打ランキングトップに躍り出た。

チームの超緊急事態にも、動じない。周東、今宮、柳田、近藤ら主力が故障で離脱。開幕スタメンで生き残っているのは山川たった1人だ。厳しい状況はチームの成績にも直結。ここまで最下位と昨季のリーグ王者が苦しむ。それでも、「みんなが帰って来る日は必ずくると思うので」と前を向き続ける。自身も左太もも裏が万全ではなく、打率1割台と本調子とはほど遠い。手負いの状態も、成績に言い訳は一切ない。「(打つ、打てないは)技術です」と常に言う。浮上へ、不動の4番は懸命に戦い続けている。

これでチームは3カードぶりの勝ち越しを決め、5位ロッテに0・5ゲーム差。ホームでは今季初の連勝で借金5とした。小久保監督は「まだまだ、借金はいっぱいありますので。明日もしっかり勝って、勝つだけです」と締めくくった。リーグ連覇へ、ホークスの反攻は新緑の季節から始まる。【佐藤究】

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