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【オイシックス】WBCチェコ代表右腕パディシャークお披露目、1回無失点に武田監督も及第点


イースタン・リーグでオイシックスの新外国人投手、チェコ代表のパディシャークが初登板を果たし、1回を無失点に抑えました。直球は152キロを記録し、次回以降の登板に期待が高まっています。試合は0-9で敗れましたが、監督の武田勝は「力強い球が見られた」と述べ、チームメートともすっかり打ち解けている様子です。パディシャークは23年WBCでの実績を持っており、左大腿部を痛めていたものの、復調後の登板でした。今後の課題として「フォーム調整と軸足の安定」を挙げています。

初登板初先発のオイシックス・パディシャークは1回を無失点に抑える

<イースタン・リーグ:オイシックス0-9DeNA>◇30日◇ハードオフエコスタジアム新潟

チェコの剛腕がベールを脱いだ。オイシックスの新外国人投手、23年WBCチェコ代表右腕のパディシャーク(24)が初登板した。1回を2四球ながら無安打無得点で、直球は152キロをマーク。次回以降に期待を抱かせた。試合はオイシックスが0-9で敗れ、連勝は4で止まった。

   ◇   ◇   ◇

果敢な力勝負で、パディシャークがオイシックスでのデビューを果たした。先頭を二飛に打ち取った後に2連続四球。「四球を出してしまったので出来はまあまあ」と満足な内容ではない。それでも落ちついて後続を盗塁死と中飛に打ち取り、無失点で切り抜けた。

最速は、球場のスピードガン表示で152キロ。「投げた感覚は良かったけど、表示がどこまで正確なのかな」と苦笑いしつつ「チームメートと一緒にプレーできたことがうれしい」と、オイシックスの一員として投球をお披露目できたことを何より喜んだ。

23年のWBCでは、東京ドームでの中国戦に先発した。4回を無安打4奪三振無失点で勝利(8-5)に貢献。156キロの直球を売りにオイシックスに入団したが、左大腿(だいたい)大部裏を痛めて出遅れていた。そこから復帰し、1回限定の登板を予定していた武田勝監督(46)は「力強い球は見られた。今後もチームの力になってくれると思う」と及第点をつける。

「みんなフレンドリー」とチームにはすっかり溶け込んだ様子。「焼き肉食べ放題とトンカツが好きになった」と新潟での生活にもなじんだ。実力を発揮する下地はできている。「フォームを調整して軸足が安定するようにしたい」。課題も見つけ、次回登板に備える。【斎藤慎一郎】

◆パディシャーク(本名ダニエル・パディシャーク)2000年7月2日生まれ、チェコ共和国出身。17年はU23欧州選手権の同国代表。チャールストン・サザン大卒業後、24年はジョージア大でプレー。23年WBCは中国戦で先発した。今季からオイシックスに所属。右投げ右打ち。196センチ、103キロ。背番号42。

○…4番手で登板した左腕の高田琢登(22)が2イニングを無走者で完璧に抑えた。4回に大量9点を奪われた直後の5回からマウンドに。流れが相手に傾いていたが「ゾーン勝負でしっかり投げ切れた」と強気の投球で打ち取った。昨季までDeNAに所属。古巣相手の登板は今季2度目で前回(4月2日)は3回2安打1失点だっただけに、この日は「絶対に打たれたくなかった」と意地を見せた。

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