
西武の岸潤一郎外野手(27)が26日、故障からの順調な回復ぶりを見せた。
この日朝、ベルーナドーム隣接の室内練習場で理学療法士に付き添われながら、キャッチボールや軽めのティー打撃を行った。
13日の日本ハム戦(エスコンフィールド)の走塁中、三塁を回る手前で左足に違和感を発症し、途中交代に。翌日に埼玉・所沢市内の病院で左太もも裏の肉離れで「全治2、3カ月」の診断を受けていた。
ところが「自分でも驚く感じです」という回復具合。発症の12日後となる前日25日からジョギングやキャッチボールを再開し、この日も朝から汗を流した。
「いきなり一気に強度を上げられる状況でもありません」としながら、確かな回復ぶりに手応えを感じている様子。「焦らずにではありますが(ここから)5週間を1つの目標に(1軍に)復帰できるように頑張りたいです」と前を向いていた。【金子真仁】