＜ナショナルズ－オリオールズ＞◇23日（日本時間24日）◇ナショナルズパーク
オリオールズ菅野智之投手（35）が、ナショナルズ戦に先発し、7回5安打3失点で自身に勝敗はつかず、マウンドを降りた。
1回、先頭のナショナルズ・ウッドにカウント3－1から右翼席に先頭打者本塁打。2死一塁からベルに2ボールからのカーブを右翼ポール際に運ばれた。
立ち上がりに2被弾で3点を失ったが、2回以降は修正。2回は7球で3者凡退、3回は9球で3者凡退に封じ、4回2死まで8者連続で無安打に抑えた。
5回は、2死からこの試合で先頭打者本塁打を浴びたウッドを見逃し三振に抑えるなど、3者凡退。6回は先頭のローに右前打を浴びたが、後続を断った。
7回はギアを上げ、わずか9球で3者凡退に抑え、捕手のラッチマンにたたえられ、ベンチでは指揮官、チームメートらに温かく迎えられた。
菅野の粘りの投球に打線が奮起し、3回にラッチマンの適時打、7回にオニールの犠飛で1点を返し、8回にはウリアスの犠飛で同点に追いついた。
菅野は初回に3点を失いながら、2回以降は持ち前の修正能力を発揮し、クオリティー・スタート（QS＝6回以上、自責3以内）を達成し、ゲームをつくった。
