
<米大学野球リーグ:スタンフォード大10-5デューク大>◇16日(日本時間17日)◇カリフォルニア州スタンフォード
高校通算140本塁打を誇る米スタンフォード大・佐々木麟太郎内野手(19=花巻東)が2試合連発となる決勝の3号3ランを放った。5打数2安打3打点。2試合連続のマルチ安打&マルチ打点でチームを4連勝へと導いた。
デューク大戦に「3番一塁」で先発出場。5-5同点の4回1死一、二塁で迎えた第3打席。右中間へ勝ち越しの3ランを放った。8回の第5打席では右安打を放った。
前日15日(同16日)は5回の第3打席で、左腕投手の真ん中高め直球を捉え右翼へソロ本塁打。リーグ戦17試合目での公式戦1号となった。さらに8回2死一、二塁で迎えた第5打席。内角球を捉え右越えへコールド勝ちを決める「サヨナラ3ラン」を放った。
佐々木は昨年9月にスタンフォード大に進学し、2月15日のダブルヘッダー2試合でリーグ戦が開幕。開幕4試合連続安打を記録するなど、好スタートを切った。通算成績は全18試合に先発出場し、打率3割4分2厘、3本塁打、22打点、10四球。
スタンフォード大はNCAA(全米大学体育協会)ディビジョン1のアトランティック・コースト・カンファレンス(ACC)に所属。ACCは16校で構成され、リーグ戦は5月までで計51試合を行う。同カンファレンス内の試合は30試合で、この日の対戦相手のデューク大は同一リーグに所属している。