
<オランダリーグ:トウェンテ2-6フェイエノールト>◇16日◇第26節◇エンスヘデ
フェイエノールトの日本代表FW上田綺世(26)が、加入2季目で初の1試合2ゴールをマークした。アウェーのトウェンテ戦にフル出場し、チームは6-2で大勝した。
上田がファンペルシー監督就任後初ゴールを挙げた。11日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)インテル・ミラノ戦に続く公式戦2試合連続のスタメン起用に応え、前半10分に先制。敵陣中央で右に展開して自らはゴール前に進出し、右からのクロスを頭で押し込んだ。2-0となった同23分には左からの折り返しを右足ワンタッチで冷静に蹴り込んで追加点。これで今季公式戦7点目となった。
チームはブラジル人FWパイシャオンも3ゴールを記録して大勝。上田は追加点を奪えず、ハットトリック達成はならなかったが、昨年9月22日のNECナイメヘン戦以来のフル出場を果たした。ワールドカップ(W杯)出場権が懸かるアジア最終予選に向け、第2次森保ジャパンで最多14ゴールを記録しているエースFWのコンディションは上向きだ。