
ドジャースのタナー・スコット投手(30)が、14日までに自身のインスタグラムで相撲見学を報告した。
スコットやレジェンド左腕のクレイトン・カーショー投手(36)、ミゲル・ロハス内野手(36)らは、外国人観光客向けに相撲体験ツアーなどを企画する「スモプロ」を訪問。実際の相撲部屋内を再現した施設で、日本の国技を味わった。同施設は元力士による相撲ショーなども行っており、元力士とみられるスタッフとの集合写真を投稿した。
守護神候補のスコットは「大谷翔平キラー」としても名高い。昨季のポストシーズン(PS)で4打数4三振、通算でも9打数1安打3三振と抑え込んできた。昨季はマーリンズとパドレスの2球団で合計72試合に登板し、9勝6敗22セーブ、防御率1・75とキャリアハイの大活躍だった。
オフにはFAとなり、大争奪戦が巻き起こった。ドジャースと結んだ契約は4年総額7200万ドル(約112億円)と、救援投手としては大金だった。しかも、ド軍が連発している「後払い」が2100万ドル(約32億6000万円)含まれる。スコットの契約合意が報じられたのは、佐々木朗希投手(23)の契約合意発表から、わずか2日後。「素晴らしいチームだし、新しい選手がどんどん加わっている。様子を見ているだけでもワクワクする。自分も一員になれてうれしい」と喜んだ。