
ソフトバンク栗原陵矢内野手(28)が12日、前日11日のオープン戦で負傷交代も、みずほペイペイドームを訪れ、別メニューで調整した。
11日巨人とのオープン戦(長崎)に「5番三塁」で出場。2回表の守備で三塁ファウルゾーンへの飛球を追いかけ、スライディング捕球を試みたが、三塁フェンスに激突。左膝を押さえ、起き上がることができなかった。担架で運び出され、試合中に佐賀県内の病院へタクシーで直行していた。この日、球団は左膝に大きな問題はなく、右脇腹を痛め、別メニューになったと説明した。
22年には左膝前十字靱帯(じんたい)断裂の大けがを負い、復帰までは1年を要し、同年は5試合の出場にとどまった。古傷なだけに、ファンからは心配の声が上がっていた。