
<オープン戦:西武1-0阪神>◇11日◇ベルーナドーム
阪神のドラフト4位町田隼乙捕手(21=BC・栃木)が第3捕手争いで猛アピールした。0-0の6回から3番手早川太貴(25)とともに途中出場。6回2死から早川が西武平沢への四球で作ったピンチも強肩での二盗阻止で救った。8回に先制打を許したが、早川と3イニングを1失点で切り抜けた。
「いろんな球種を使って最少失点には抑えられたけど、配球のことであったり、課題が多く出ました」と反省。自慢の強肩発動には「いい感じの準備はできたかな。一発で決められたので、次もしっかりと決めたい」と胸を張った。
沖縄キャンプでは具志川組発進も2月24日のDeNA練習試合での左越え二塁打をきっかけに宜野座組に合流し、1軍に同行している。藤川監督も「横から見ていても座っている姿もいいし、送球も良かった。(早川に)頑張って低めを要求し続けて我慢強くリードできた」と評価した。