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大谷翔平兄のトヨタ自動車東日本・龍太監督、震災14年に「勝って元気な姿見せたかった」/一問一答


JR東日本に12-7で敗れたトヨタ自動車東日本は、予選リーグを1勝2敗で終え、決勝トーナメントには進めなかった。監督の大谷龍太は、特に東日本大震災から14年を迎える試合での敗退に哀惜の情を表し、もっとチームを盛り上げたかったと悔しがった。震災後に復興のシンボルとして発足したチームの一員として、企業スポーツの意義を強調しつつ、今後は攻撃力の向上や守備の強化を目指す意向を示した。3月11日には黙とうなどを通じて震災を追悼し、チーム精神のルーツを共有している。

JR東日本対トヨタ自動車東日本 敗れたトヨタ自動車東日本・大谷監督はスタンドに一礼する(撮影・柴田隆二)

<JABA東京大会:JR東日本12-7トヨタ自動車東日本>◇10日◇神宮

ドジャース大谷翔平投手(30)の兄・龍太監督(36)が率いるトヨタ自動車東日本が、予選リーグ最終戦に敗れ1勝2敗で敗退した。東日本大震災から14年を迎える11日の決勝トーナメント進出を逃し、龍太監督は「勝って元気な姿を見せたかったので悔やまれます」とかみしめた。

   ◇   ◇   ◇

一問一答は以下の通り。

-明日で東日本大震災から14年を迎える

チームが発足した前年に起き、復興のシンボルになろうと立ち上がった。あっという間ではあったかもしれないですけど、まだまだ野球の力で盛り上げるというところにはなってないのかなと思う。課題じゃないですけど、目指すところというのが1つかなと思います。

-監督をはじめ、チームがすごく注目されている

取り上げていただけることで、社会人野球全体も注目してもらえる。そういった意味ではやっている意義もあるのかなと思います。会社の従業員のためだとか、あと地域のためというところで企業スポーツがあると思うので、そこはぶらさずにやっていきたい。一助になればいいと思ってます。

-3月11日に毎年何かやってることは

黙とうであったりとか、チームができたルーツだったりとか。そのあたりは会社もやっていますが、チームでも共有しています。

-明日の決勝トーナメントを戦いたかった

そうですね。それはやっぱり一番。勝ってそこで元気な姿を見せるのが、やっぱり一番の大切なことじゃないかなと思う。そういった意味でやっぱりちょっと負けてしまったのは悔やまれるところです。

-都市対抗予選に向けて、どこを強化したい

今日のように得点ばっかり取れるわけではないと思う。攻撃陣でいえば打席の質、守備の方は取れるアウトをしっかり取っていく。ピッチャーはストライクファーストでいけたら。

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