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【巨人】田中将大、初めての伝統の一戦「想像つかない」9日移籍後初の甲子園マウンド 


巨人の田中将大投手(36)が、移籍後初めて甲子園のマウンドに上がる予定だ。川崎市のジャイアンツ球場で行われた全体練習に参加し、9日の阪神とのオープン戦で先発予定。田中にとって甲子園は、過去の高校野球時代に全国制覇を経験した思い出深い場所。プロ入り後も阪神との試合でその魅力を再確認しており、「タイガースファンの声援は凄い」と語る。久しぶりの甲子園での試合を前にし、「特に特定の球種ではなく、全ての球種をしっかりコントロールすること」をテーマに掲げている。このオープン戦に向けての田中の準備は順調で、既に2試合に登板し無失点を記録している。

久保巡回投手コーチ(右)が見守る中、練習を行う巨人田中将

巨人田中将大投手(36)が移籍後初めて、甲子園のマウンドに上がる。6日、川崎市のジャイアンツ球場で全体練習に参加。9日の阪神とのオープン戦に先発予定の右腕は「想像つかないです」としつつも「子供の頃は盛り上がっていたイメージはありました」と、自身初めての伝統の一戦に臨む。

田中将にとって、甲子園は思い出深い場所。駒大苫小牧時代は3度の甲子園出場で8勝を挙げ、全国制覇も経験した。プロ入り後も甲子園での阪神戦に4度先発し「タイガースファンの方々の声援がすごいのは、今までも感じたことあります」と、完全アウェーの独特な空間を回顧した。

24年3月6日のオープン戦以来、約1年ぶりに甲子園のマウンドに立つ。「若い選手も出てきて、いいチーム」と阪神打線を分析。その上で「特定のどの球種というわけではないけど、全てしっかりとボールをコントロールできるか」とテーマを設定した。

ここまでは順調に復活ロードを歩んでいる。オープン戦2試合に登板し、計3回無失点。開幕3戦目となる30日ヤクルト戦(東京ドーム)での先発が内定しているが、3日に参加した燦燦会では「ここから先(の試合で)こけたら(開幕ローテは)ないと思っている」。あくまでも本番モードで、伝統の一戦“プレデビュー”を迎える。【水谷京裕】

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