【阪神】高寺望夢は反省…売りのバットでアピールも三塁守備で悪送球記録「いろいろ課題が出た」

オープン戦・阪神対中日　4回裏阪神無死、高寺は右二塁打を放つ（撮影・上山淳一）

＜オープン戦：中日7－4阪神＞◇5日◇甲子園

春季沖縄・宜野座キャンプMVPの阪神高寺望夢内野手（22）がバットで好調キープをアピールした。

「9番三塁」で出場し、4回に2番手柳から右中間二塁打。「一発で仕留められたのでよかった。でももっと打てる打席もあったので」と笑顔はなかった。1打席目、3打席目はヒットコースの打球を好捕される不運もあった。三塁守備ではフェンス際の飛球を捕れず、悪送球も記録。5回からは挑戦中の外野（中堅）に回った。「いろいろ課題が出た」と反省した。

▽阪神岩崎（守護神が実戦初登板で1回を3者凡退）「ケガしなかったので良かったんじゃないですか。打者もこれからだし、自分もこれから」

▽阪神近本（初回先頭の中前打と四球で2出塁）「（前回の実戦で出た）課題は少しはマシになっている。タイミングの部分が投手によっても違うので。そこにズレがまだありました」