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【阪神】藤川監督2回3失点デュプランティエは心配せず、伊藤将には「まだ本来の状況にない」


阪神は甲子園での今季初オープン戦に臨みましたが、中日に黒星を喫しました。先発予定だったビーズリーが体調不良で回避し、急遽登板したジョン・デュプランティエ投手は2回で3安打3失点を許しました。藤川監督は、ビーズリーの体調不良や投手陣のスケジュール変更が影響したと語っています。デュプランティエのコンディションに対しては「スピードは出ていたが足場の問題があった可能性」とし、心配はしていないとのコメント。また、実戦で失点が続いている伊藤将司投手については「現状のボールは本来の状態にはないが、春と夏に向けて伸びてくる期待」と述べています。

阪神対中日 阪神先発のデュプランティエ(撮影・西尾就之)

<オープン戦:阪神-中日>◇5日◇甲子園

阪神が今季初の甲子園でのオープン戦に臨み、打線が反撃を見せるも黒星を喫した。

先発予定だったビーズリーが体調不良のため先発を回避した影響もあったが、開幕ローテ候補の2投手が苦戦。初の甲子園での先発となった新外国人のジョン・デュプランティエ投手(30=ドジャース3A)は初回に中日板山にソロを浴びるなど、2回3安打3失点。2番手伊藤将司投手(28)も連打を浴び、3回6安打3失点を喫した。

前日4日の中日戦が雨天中止となったこともあり、藤川球児監督(44)は「ビーズリーの体調不良が少しあって、スライドのスライドといいますか、投げた投手はスケジュールが動いていますので、少し大変だったなというところ」とコンディション面を考慮した。 デュプランティエには「スピードは出ていたんですけど、おそらく足場の問題があったんじゃないかなと思います。登板間隔も非常に空いていますから、ここからまたやっていこうというところですね」と心配していない様子。

一方で、当初は2軍戦で先発だった伊藤将は、実戦3試合で失点が続く状況。「現状のボールというのは、まだまだ本来の状況にないのかなというのは横から見てても感じるんですけど。まだまだここから春、夏に向けて伸びてくると思いますけどね。現状では、少しボールは、伸びてないかなという気がしますね」と率直に話した。

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