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【侍ジャパン】井端監督26年WBCまで新戦力“広く”待つ 米視察でパドレスマイナー投手と面会も


侍ジャパンの井端監督は、2026年WBCに向けて新たな選手層を見出そうとする方針を明らかにしました。大阪で開催される試合に備え、メジャーリーガーを中心に構成されるチームに対し、未選出の選手や新しい選手にもチャンスがあると強調。特に外野と内野のポジションには空きがあり、優れたパフォーマンスを見せることができれば代表入りの可能性があると語りました。楽天の宗山ら新人選手も視野に入れ、マイナーチームで活躍する選手にも会ったことを明かしました。多様な選手の試合で、新たな力を発掘することを目指します。

会見する侍ジャパン井端監督(撮影・上山淳一)

侍ジャパン井端弘和監督(49)は3日、1年後の26年WBCまで間口を広く開けて新戦力を待つ方針を明らかにした。5、6日に京セラドーム大阪で開催される「ラグザス 侍ジャパンシリーズ 2025 日本VSオランダ」に備えて、侍ジャパンが大阪市内に集合。2月の米国視察から戻った同監督はまだまだ可能性を求めていた。

米国では日本人メジャーリーガーと意思疎通をはかった。次回も彼らが中心になるのは確実だが、指揮官は「(メジャーが)全員来ても、まだ枠は空いていますからね。外野も空いているし、内野は誰もいない。今回選ばれてない選手、今まで入ったことのない選手でも十分チャンスはある。新人選手も含めてみんな、いいシーズンを送ってもらえれば」と力を込めた。

楽天宗山ら新人たちも「有資格者」として発奮を促した。常総学院(茨城)から海を渡り、23年からパドレスのマイナーチームでプレーするバルザー・ブライアン投手(20)とも会ったと明かした。まだ代表入りの可能性は低いが、それほど見つめる範囲は広い。今大会も大きな試金石。昨年のプレミア12で選外だった新顔や、復帰組など多彩な顔ぶれが並ぶ。「そりゃあ、いい選手はほしいですよね」。井端監督は当然のように繰り返した。【柏原誠】

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