【楽天】藤井聖「４年間家のテレビで見てた」ホーム開幕投手に意欲「見られる側になれるよう」

キャッチボールする楽天藤井（撮影・山田愛斗）

勝ち頭がホーム開幕投手に意欲を示した。楽天藤井聖投手（28）が3日、岡山・倉敷での投手練習に参加。1日には20年ドラフト同期で自身と同じ昨季11勝の早川が開幕投手に指名され、本拠地初陣の4月1日西武戦（楽天モバイルパーク）で先発することを目標に設定した。「ずっとホーム開幕は入団してから4年間、家のテレビで大体見てたので、なんとかテレビで見られる側になれるように頑張りたい」と力を込めた。

昨季は同じ勝利数ながら投球回数は自身の126回に対し、早川は170回1／3と大きな差をつけられた。「（勝利）数こそ一緒ですけど、内容とか大きな差があると思ってるんで、そこを埋めて、また勝ち星を争えるようにやっていきたい」と気合。一方で「同期なんで、すごく刺激にもなってますし、彼が開幕投手、さすがだな」と早川をたたえた。

4日のオリックスとのオープン戦（京セラドーム大阪）で今季3度目の実戦に臨む見込みだ。藤井は先発として複数イニングを投げる予定で「人生初めての京セラのマウンド。シーズン始まったらそこで投げることがあるので、しっかり確認しながらやっていきたい」。相手打線を封じ、ホーム開幕投手へ前進する。