<明治安田J1:東京V0-1G大阪>◇第4節◇2日◇味スタ
G大阪がアウェーで東京Vに1-0と競り勝ち、星を2勝2敗の五分に戻した。FW宇佐美ら主力に負傷者が出ている状況の中、後半40分に途中出場したMFファン・アラーノのクロスボールをFWジェバリが打点の高いヘディングで流し込んだ。前半は主導権を握られ押し込まれる状況だっただけに、ポヤトス監督は「離脱者が多い中で勝利を取れたのは良かった」と安堵(あんど)した。
流れを変えたのは、広島から期限付き移籍で加入したFW満田だった。前半のシュート数1対5と劣勢で終えるとポヤトス監督は「前進できていない」と判断。後半開始からトップ下で起用されると攻撃をリード。決勝点も多くのシュートチャンスの末に生まれたものだった。新天地デビュー戦を白星で飾った満田は「今日は結果で応えたかった。これからも1つ1つのプレーにこだわっていきたい」と喜びをかみしめた。