
<オープン戦:ドジャース6-5エンゼルス>◇2月28日(日本時間3月1日)◇アリゾナ州グレンデール
ドジャース大谷翔平投手(30)が「1番DH」でオープン戦に初出場し、先頭打者アーチを放つなど、3打数1安打1本塁打を記録した。
第1打席は花巻東の先輩の菊池雄星投手(33)と対戦。フルカウントから外角高め93・9マイル(約151キロ)の直球を流し打ち。打球は左翼方向に伸び、そのままスタンドに飛び込んだ。打球速度は107マイル(約172キロ)、飛距離385フィート(約117メートル)、打球角度は25度だった。
▼大谷が先頭打者アーチを放ち、2年続けてオープン戦初戦で本塁打。昨年は第3打席だったが今年は第1打席での1発。オープン戦のシーズン初打席で本塁打した日本人選手は大谷が初めて。出場初戦で本塁打と好発進の昨年は本塁打王、打点王の2冠とMVPに輝いたが、今年はどうなるか。ちなみに日本ハム時代の14年も、オープン戦初打席で本塁打を打っている。
▼オープン戦での先頭打者本塁打はエンゼルス時代の22年3月26日Wソックス戦以来2本目。レギュラーシーズンでは通算12本マーク。