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<オープン戦:ドジャース-エンゼルス>◇28日(日本時間3月1日)◇アリゾナ州グレンデール
エンゼルス菊池雄星投手(33)が、オープン戦初登板で2回2/3、打者13人に3安打2失点1四球3奪三振と上々の内容だった。
立ち上がりの初回、いきなり「1番DH」で初出場したドジャース大谷翔平投手(30)と対戦。フルカウントから甘く入った速球を左翼席へ運ばれた。その後、連打と犠飛で2点目を失った。この回は、2死一、二塁となったところで26球となったため、変則ルールで一時交代した。
それでも、続投した2回は、2者連続三振の後、大谷を遊飛に仕留めて3者凡退。3回はわずか10球で3者凡退に封じた。
最速は95マイル(約153キロ)。
試合後の菊池は、「良かったんじゃないですかね、全体的には。すべての球種も試せましたし」と、新球スイーパーを含めた全47球を振り返った。
また、花巻東の後輩大谷の一発については、「3-2からストレートが真ん中に行ったら米国になると、逃してくれませんから」と、苦笑交じりに対戦を振り返った。