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カブスのカウンセル監督は、昨年10月に右腕の屈筋腱(けん)の手術を受けた正二塁手のニコ・ホーナー内野手(27)が東京ドームでのドジャースとの開幕シリーズに間に合わず、遠征に同行しないと明かした。27日(日本時間28日)、MLB公式サイトなど複数メディアが伝えた。
同監督は、ホーナーが開幕戦を欠場することについて「彼が開幕に間に合わないのは残念。ただ、ここ数週間で彼のリハビリはかなり前進した。こっちの開幕に出場することができれば、手術した時期を考えればかなり良い結果だと言える」とコメント。ホーナー自身は「この時期で一番大事なのは、10月までプレーしてそこで勝つこと。(東京行きの)希望は持っていたから、間違いなく残念ではあるよ。今年は開幕が3回あるようなもの。日本での開幕と(米国内で開幕する)3月27日と(本拠地の)リグリーでの開幕。順調ならそのうちの2つに出られるよ」と話した。
ホーナーは19年にデビューし、22年から二塁に定着。23年にはゴールドグラブ賞を受賞した。昨季は151試合で打率2割7分3厘、7本塁打、48打点、OPS.708を記録した。