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東海大札幌がセンバツ旗授与式 前回出場の2015年は準V 背番号1矢吹太寛「日本一が目標」


第97回選抜高校野球大会に出場する東海大札幌がセンバツ旗授与式を行い、甲子園メンバーが決定しました。注目の背番号1を任されたのは左腕の矢吹太寛投手で、彼は練習試合での好成績を評価されました。エースとしての責任感を胸に、チームを日本一に導く意欲を語りました。また、ダブル主将として山口聖夏内野手とともにチームをまとめる役割を担います。双子の太田兄弟も1ケタ背番号を受け取り、甲子園での活躍を誓いました。

選抜旗授与式で退場する東海大札幌の選手ら。先頭は主将の山口(撮影・保坂果那)

第97回選抜高校野球大会(3月18日開幕、甲子園)に出場する東海大札幌のセンバツ旗授与式が27日、札幌市内の同校で行われた。甲子園メンバー20人が決定。背番号1は新たに左腕の矢吹太寛投手(2年)が背負うことになった。昨秋までは7。「高校に入って1回もつけていない。すごく責任感のある背番号だと思うので、チーム全員から信頼されるようなエースとしてやっていきたい」と力を込めた。

チームの主軸を担う。山口聖夏内野手(2年)とともにダブル主将のひとりとしてナインをまとめ、投げては右腕・高橋英汰投手(2年)とのダブルエースで全道大会を制した。背番号変更の決め手は2月に行われた1週間の愛媛合宿。紅白戦3試合で8イニング無失点と好投し、遠藤愛義監督(40)は「彼が一番結果が出ていた。主将としても日頃からしっかりやっているので、迷いなく決めた」と託した。

前回出場した2015年は準優勝。最速143キロ左腕は「チームが勝てるようにゼロで抑えるっていう気持ちは常に持ってやっていきたい。チームとしては日本一が目標。全員野球で」と誓った。【保坂果那】

○…双子の太田兄弟がそろって1ケタ背番号で甲子園に乗り込む。兄の勝心(まさむね)外野手(2年)は昨秋の明治神宮大会の「15」から、全道大会の「8」に復帰。「2人とも1ケタをもらえた。責任と自覚がある。甲子園では思い切ったプレーをしたい」と顔を引き締めた。弟の勝馬内野手(2年)は、一塁手から本来の三塁手に戻ったため、背番号が「3」→「5」となった。「2人で活躍して優勝目指して頑張りたい」と気合を入れた。

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