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【オリックス】阿部翔太がライブBPで初めて打者と対戦 キャンプ直前の疲労骨折から順調に回復


オリックスの阿部翔太投手が、疲労骨折から復帰して今春初めて打者相手に投げました。宮崎市で行われた実戦形式の打撃練習で、4人の打者に対して20球を投じ、143キロの速球を記録。ストライクとファウルは10球、ボールは7球でしたが、ヒット性の当たりを許さず、順調な回復をアピールしました。阿部は昨季、左太ももの負傷で長期離脱を余儀なくされましたが、今季は投手キャプテンとして開幕1軍を目指しています。今後も実戦を積み重ね、体のコンディショニングと結果を重視していく予定です。

ライブBPに登板するオリックス阿部(撮影・和賀正仁)

疲労骨折で出遅れていたオリックス阿部翔太投手(32)が27日、今春初めて打者相手に投げた。キャンプ打ち上げ後もチームが練習を続けている宮崎市・清武で、ライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板した。

紅林、育成デールら打者4人に計20球を投じた。見逃しストライクとファウルは計10球。ボール球も7球あったが、安打性の当たりは0本に抑えた。最速は143キロ。岸田監督も見守る中で、復活へ順調な回復ぶりを示した。キャンプ直前に右第9肋骨(ろっこつ)を疲労骨折していた。

投げ終えた阿部は「初めて打者に投げたにしては、ゾーンにもいっていたので、まあまあかなと。まずは体に痛いところが出なかったので良かった。まだまだバラつきもある。最後の方はちょっと体が早く(前に)いってしまった感じ。まだ合っていないところがある」と振り返った。

昨季は7月に左太もも裏の肉離れで長期離脱し、17試合登板にとどまり悔しいシーズンだった。今季は投手主将を務める。開幕1軍への意欲について「もちろん。体は問題ないと思うので、あとは結果を残さないと。アピールですね」。今後は教育リーグなどの実戦を重ねる予定だ。【大池和幸】

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