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リバプール遠藤はクローズ役完遂、後半途中出場アンカーで守備引き締め 2位に13点差首位独走


プレミアリーグ第27節で、リバプールはニューカッスルに対して2-0で勝利を収めました。日本代表MF遠藤航は後半32分から途中出場し、アンカーの位置でディフェンスのクローザーとして活躍。スライディングで相手ボールをカットするなどのプレーで観客を沸かせました。チームは試合を通じて主導権を握り続け、無失点で勝利。この結果により、リバプールは暫定ながらアーセナルとの差を13ポイントに広げ、リーグ優勝に向けての独走態勢を確立しました。スロット監督は、チームが精神的困難に負けずに良いプレーを続けているとコメントしました。

ボールをキープするリバプール遠藤航(ロイター)

<プレミアリーグ:リバプール2-0ニューカッスル>◇26日(日本時間27日)◇第27節◇リバプール

リバプールの日本代表MF遠藤航(32)はホームのニューカッスル戦に後半32分から途中出場し、クローズ役を完璧にこなした。

前半11分にFWルイス・ディアスのパスからMFソボスライが押し込み先制。後半18分にはFWサラーのパスからMFマクアリスターが右足ダイレクトシュートを決めて2-0とした。

MFフラフェンベルクに代わって投入された遠藤は、ファンダイク、コナテのセンターバックの前のアンカーの位置でプレー。入ってすぐに相手ボールをスライディングでカット。アンフィールドの目の肥えたサポーターからは「これぞ遠藤」と言わんばかりに歓声が上がった。

チームの守備意識は高まり、トットナムは反撃ムードを出せないまま。リバプールは主導権を握ったまま、後半追加タイムの7分もあっさりと時計の針を進めた。無失点での勝利。遠藤は自らに課せられたミッションを完遂した。

この勝利で1試合消化が多い暫定ながら、2位アーセナルとは勝ち点13差まで広がった。マンチェスター・ユナイテッドに並ぶ20度目のリーグ優勝に向け、独走態勢に入った。

スロット監督はTNTスポーツのインタビューに「多くのことが良かった。エバートン、アストンビラと引き分け、ウルブズに辛うじて勝った後、人々は我々に懐疑的な目を向けたが、(前節の)マンチェスター・シティー戦(2-0)の勝利でまたチームは前向きになれた。選手たちは精神的困難にも負けずによくやってくれている」などとコメントしている。

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