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【阪神】自信みなぎる門別啓人「昨年より全然良い」磨き上げた「打たれない」直球に手応え


阪神の若手投手、門別啓人選手(20)がキャンプを終え、自信を深めたい。昨年のキャンプでも評価を得ていたが、今年のキャンプを終え、直球の強さが昨年以上に向上したと感じている。門別投手は「打たれないストレート」を目指し、特に速球の「ギャップ」に注目して練習を重ねた。ブルペンでは直球中心の投球を心がけ、7回の実戦で無失点を記録した。岡田前監督や評論家からも評価される中、シーズンに向けて内容を重視した投球を続けたいと語る。3月1日に新球場の春季教育リーグ広島戦で開幕投手を務める可能性が高く、今後の進化と開幕ローテーション入りを目指す。

ブルペンで投球する阪神門別(撮影・上山淳一)

阪神門別啓人投手(20)が自信満々のキャンプフィニッシュだ。

宜野座組で練習を続けていたが、次戦登板に向けた準備のため、25日にキャンプを打ち上げた具志川組とともに一足早く帰阪。

「昨年のキャンプも良かったと言われるんですけど、今年終わってみて考えたら、球の強さとか全然昨年より良いんじゃないかと思います」と目をそらすことなく胸を張った。

自信の根底には直球への手応えが存在する。「分かっていても打たれないストレートが自分の理想。それを目指してやっていました」。球速以上に打者に速さを感じさせる「ギャップ」をテーマに試行錯誤。ブルペンで80球オール直球で投げ込んだ日もあり、自身の生命線を磨き抜いた。

1年前のキャンプでは岡田前監督や評論家からこぞって絶賛され、大きな注目を浴びた。ただシーズンでは未勝利に終わり、一皮むけるために臨んだ今春キャンプ。紅白戦を含む実戦計7回を無失点と結果を残した。「監督が『結果よりも内容』と言われている記事を見て『確かにな』と思った。シーズンでも結果を求めずに自分の投球をしていく」。地に足をつけて立ち位置を確立していく。

3月1日に2軍新球場「日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎」のこけら落としとなる春季教育リーグ広島戦で「開幕投手」を務める見込み。歴史的なマウンドに上がる次世代のエース候補は、開幕ローテ入りにも照準を合わせる。「変わらず真っすぐ中心のピッチングができたら」。伸び盛りの若武者。進化のスピードを加速させる。【山崎健太】

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