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【日本ハム】育成2位渋谷純希“見えない敵”も何のその 模範的な早寝早起き続けキャンプ完走


日本ハムの新人投手、渋谷純希が沖縄での2軍キャンプを無事に完走しました。帯広出身の渋谷は、冷え込む沖縄でも体感的には温かく感じながらトレーニングを続け、毎日早寝早起きを心掛けました。彼は一リットルの「浦幌牛乳」を飲み続け、強靭な体を作り上げたと語っています。このキャンプを通して、多くのサポートに感謝の気持ちを持ち、先輩選手たちのフレンドリーさに心を温められたと振り返りました。入団一年目の目標として、体をプロ仕様にすることを掲げ、できることを自分なりに考えて取り組むと意気込みを示しています。

囲み取材で笑顔を見せる日本ハム渋谷(撮影・黒須亮)

日本ハムの2軍キャンプが25日、沖縄・国頭村で最終日を迎え、フレッシュな新人選手たちも初キャンプを完走した。既に打者として1軍での実戦デビューしたドラフト1位の柴田獅子投手(18=福岡大大濠)は、稲葉篤紀2軍監督(52)が4月中旬~下旬での投手デビューを明言。同育成2位で道産子の渋谷純希投手(18=帯広農)は、南国の島で“見えない敵”と戦いながら、持ち前のスタミナでキャンプを乗り切った。

   ◇   ◇   ◇

北海道・帯広出身の渋谷が、冷え込む沖縄で“熱く”キャンプを完走した。今年の沖縄は例年になく強い冷え込み。それでも渋谷の体感温度は高く、2~3人が同部屋の宿舎で冷房のスイッチをオン。当然、生活を共にした2年目加藤大と同期の川勝から寒さを訴えられた。道産子左腕は「最初は汗だくになりながら寝てました」と頭をかいた。

グラウンド外での思わぬ消耗も何のその。午後9時前には眠りにつき、午前5時に起床。入浴してから朝食を食べる模範的な「早寝早起き」を続けた。「浦幌牛乳」を毎日1リットル飲んで作り上げた肉体に「疲れは特にないです」と涼しい表情。初のキャンプを完走し「サポートしてくれた方がたくさんいて、本当にやりやすい環境だった」と周囲への感謝を口にした。

画面の向こうにいた先輩たちと、憧れのユニホームを着た。「玉井選手、福田俊選手が話しかけてくださって、皆さんフレンドリーな先輩たちでした」と胸を熱くする日々だった。プロ1年目は体重88キロの分厚い体をプロ仕様にすることが目標。北の大地で育った渋谷が「できることを自分なりに考えてやっていく1年にしたい」と南国で誓いを立てた。【黒須亮】

◆渋谷純希(しぶや・じゅんき)2006年11月25日、帯広市生まれ。帯広豊成小3年時に豊成ファイターズで野球を始める。帯広南町中では軟式野球部。帯広農では1年春からベンチ入りも同年秋に左足首を骨折。2年夏の大会後に左肘尺骨神経まひの手術を受ける。その後、2年秋から本格的な投球練習を始め、3年時に最速147キロまで伸ばし、24年育成ドラフト2位で日本ハム入り。今季推定年俸は260万円。182センチ、87キロ。左投げ左打ち。家族は両親と兄、妹。

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