＜練習試合：日本ハム－台湾・味全＞◇24日◇沖縄・名護
沖縄・国頭村での2軍キャンプから抜てきされた日本ハム明瀬諒介内野手（19）が、2日連続の二塁打で結果を残した。
6回表から三塁で途中出場。直後の打席では、郭郁政の140キロ直球をフルスイング。打球は三塁手のグラブをはじき、打球が左翼ファウルグラウンドを転々とする間に二塁へ進塁した。23日の楽天戦（名護）でも二塁打を放ち、対外試合で初安打を放っていた。
明瀬は鹿児島城西から23年ドラフト4位で入団。高校通算49本塁打のパワフルな打撃が売り。今オフには千葉・鎌ケ谷での秋季強化練習で、ファウルの打球が両翼100メートルの鎌ケ谷スタジアムの左翼スタンドを軽々と越え、外野ネットも越え、勇翔寮駐車スペースにあった森本稀哲外野守備走塁コーチ（43）の車のフロントガラスを破壊した。
◆明瀬諒介（みょうせ・りょうすけ）2005年（平17）8月25日、大阪生まれ。日置荘中に在学時は、大阪狭山シニアでプレー。鹿児島城西に進学し、高校通算49発。甲子園出場はないが、最速152キロと二刀流のポテンシャルを秘めた選手として注目を浴びる。23年ドラフト4位で入団。背番号65。昨季は2軍で47試合に出場し、158打数25安打、2本塁打、打率1割7分。年俸530万円（金額は推定）。183センチ、87キロ。右投げ右打ち。
