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<練習試合:日本ハム-台湾・味全>◇24日◇沖縄・名護
日本ハム新庄剛志監督(53)が、始球式の打席で悪球打ちを見せた。
味全の葉君璋監督とホームベース上でハイタッチを交わし、プレゼントが入った紙袋を手渡しで交換。つづいて始球式が行われ、味全関係者がマウンドに上がると、新庄監督は右打席に入った。投球は一塁側へ大きくそれたが、新庄監督はこれに飛びつきスイング。かろうじてバットに当たり、打球は捕手の前に転がった。
始球式を行った味全関係者が「アウト!」と言わんばかりに右腕を突き上げると、新庄監督もガッツポーズを見せ、両者笑顔で握手を交わした。
新庄監督は阪神時代の99年6月12日の巨人戦(甲子園)で、4-4の延長12回裏1死一、三塁で槙原寛己の敬遠球に飛びつき、左前へサヨナラ打を放った。この日も伝説のシーンを再現するかのような悪球打ちで、球場に詰めかけたファンを沸かせた。