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昨年11月に右肘のクリーニング手術を行った広島坂倉将吾捕手(26)が21日、オープン戦初戦となる23日巨人戦から捕手として実戦復帰することが決まった。
沖縄キャンプ第2クール最終日の20日に行われたシート打撃では、大瀬良、床田、森下の3本柱とバッテリーを組み、打席にも立った。「徐々に投げられるようになってきているし、おっかなびっくりという感じではない。肘(の不安が)どうこうというのはないと思う」。患部への不安はなく、調整の段階を上げた。
正捕手の順調な仕上がりに、新井監督は実戦へGoサインを出した。「ジャイアンツ戦は連れて行くよ。動き見ても、もう(右肘は)問題ないでしょう」。指揮官の言葉に本人も「言われたところで出られるように準備をしっかりしたい。出るからには結果を残せるように頑張りたい」と表情を引き締める。捕手として投手との呼吸を合わせながら、開幕に照準を合わせて仕上げて行く。