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【中日】最下位から脱出へ 井上監督「新庄監督からちょいパク」3アウト目で中継プレー練習


中日の井上一樹監督はヤクルトとの練習試合で、新しい戦術を試しました。試合は中日がビジターながら後攻という珍しい形で行われ、2-0で勝利しました。4番打者の石川昂弥が先制の二塁打とソロホームランを放ち、主導権を握りました。しかし、井上監督は微妙な采配で攻撃を工夫。特にセーフティースクイズを試しましたが、いずれも失敗に終わりました。監督は「この時期に試せて良かった」とポジティブに捉えています。また、外野手が3アウト後の中継プレーで本塁まで返球するという練習も、他チームのアイディアを取り入れて実施。着実にチーム改革を進めています。

ヤクルト対中日 試合後、選手たちとタッチを交わす中日井上監督(中央左)(撮影・江口和貴)

<練習試合:ヤクルト0-2中日>◇20日◇浦添

ビジターの中日が後攻という珍しい形で練習試合が行われた。井上一樹監督(53)は「ヤクルトさんからの申し出で、分かりましたって言っただけの話。ヤクルトだけに、飲んだって話」と冗談も交えながら説明した。

4番石川昂弥内野手(23)の先制二塁打とソロの2点で勝利したが、貧打解消へ貪欲に采配を振るった。2回1死一、三塁で、1番岡林勇希外野手(22)の初球にセーフティースクイズも、空振り。三塁走者のドラフト4位石伊雄太捕手(24=日本生命)が三塁へ戻れず、アウト。7回1死一、三塁でも石伊がセーフティースクイズを試みたが、投手前に転がし、失敗。三塁走者が憤死した。

井上監督は「ちょっと今日試してみたい作戦を敢行した部分で、お客さんも報道陣も『あれ、何がやりたかったの?』っていう部分が見えた可能性もありますけど、こちらの意図と選手の、ある意味技量がかみ合わなかった。この時期に出てよかったと、ポジティブに考えています」と、失敗もプラスにとらえた。

この日の守備では、3アウト目の打球をつかんだ外野手が中継プレーで本塁まで返球する練習も行った。「(18日の練習試合で)日本ハムさんが(3アウト時の中継プレー練習の)許可をいただけますかと言ってきたから、いいですよ。じゃあ、うちもまねしてやろうと。ある意味パクリ。新庄監督からちょいパク。ちょっとパクらせてもらった」と笑いながら説明。3年連続最下位のチームを貪欲に変えようとしている。

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