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日本プロ野球選手会と日本野球機構(NPB)による事務折衝が20日、那覇市内で行われた。同選手会の森忠仁事務局長は、昨オフ移籍したソフトバンク上沢直之投手(31)について「影響力のある人の発言によって、いろんな事が拡散され誹謗(ひぼう)中傷につながっている。特に制度上、違反して戻ってきているわけではない。球界としてそういう発言はやめましょう」と、事務折衝内で要望したことを明かした。
同選手はポスティング制度を使い日本ハムからメジャー挑戦し、1年で日本球界復帰するも古巣ではなくソフトバンクを選んだ。その経緯に、批判の声も上がっていた中で「なんでNPBは選手をかばう行動をしてくれなかったのか」と選手会として選手を守るために声を上げた形となった。