【ロッテ】上田希由翔が先制弾含む２安打４打点「今はアピールするしかない」

DeNA対ロッテ　1回表ロッテ2死二、三塁、右中間へ3点本塁打を放つ上田（撮影・横山健太）

＜練習試合：DeNA3－10ロッテ＞◇20日◇宜野湾

ロッテ上田希由翔内野手（23）が先制本塁打を放った。DeNAとの練習試合に「5番三塁」で先発出場。1回2死二、三塁の第1打席で「ずっと真っすぐ待ちながら、変化球は頑張って粘ってっていう形で」。カウント2－1から5球連続ファウルで迎えた9球目。スライダーを捉えると、先制の右越え3ランとなった。「チームとしても初回大事にしていこうっていう話もあったので、そこでしっかり1本出せて良かった」と振り返った。

第2打席でも右前打を放ち2安打4打点の活躍。「今はアピールするしかないと思うので、バッティングでしっかりアピールできれば」とバットで見せた。

23年ドラフト1位の上田は、今年の同1位の西川史礁外野手（21＝青学大）に対して意識するか問われると「しないです」ときっぱり。「本当に今、自分のやりたいことをしっかりできている」と、自らと向き合い、日々成長していく。