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2015年に現役引退し、初のNPBチーム専任コーチとなった松中信彦打撃統括コーチ(51)が、J SPORTSの中日北谷キャンプ中継に登場した。インタビュー冒頭では、キャンプ中盤で「けが人が出ていないのが一番大きい」と話した。
解説者の多村仁志氏(47)が「バットをみんな、振っていますよね」と言及。同コーチは「僕が就任してから『振る力をつけよう』とマスコット(バット)だったり、しっかり振らせようと。今のところ順調」と応じた。
また、この日の練習試合で4番に座った石川昂弥内野手(23)への同コーチの熱血指導に触れ「きれいに打つので、荒々しく打とう」と「左足の上げ方」の打撃フォーム変更に着手したことを話し、「(右足に)100%のパワーをのせるための打ち方がやっと自然にできるようになった」と説明すると、多村氏は「松中コーチも右足をあげてパワーをためてから打っていた」と振り返った。同コーチは「やっぱりホームランバッターは、それぐらいパワーをためないとなかなか長打が増えない。彼に求められてるのは、多分そこだと思う。修正しないといけないところでした」と改善点を明かした。