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<番記者プロデュース>
入社1年目の新人記者が、初のキャンプ取材に臨んでいる。今キャンプの話題の中心は楽天から加入した田中将大投手(36)。日米通算197勝を誇るスーパースターの一挙手一投足にファンも報道陣もひきつけられている。そんな“マー君フィーバー”に沸く中で、取材現場はどのような空気感なのか。新米番記者のキャンプ日記と題して、裏側を記す。【取材・構成=水谷京裕】
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キャンプ取材で大事なことは、オンとオフを切り分けることだと思う。19日間滞在した宮崎では地鶏、チキン南蛮、辛麺などのご当地グルメを味わい尽くした。休日には、約1時間車を走らせ日南市の鵜戸神宮を参拝。日向灘を望める抜群のロケーションに、思わず息をのんだ。
場所を沖縄に移しても、充実したオフを過ごしている。休日には那覇市の「那覇そば処たからまちがー」で沖縄そばを堪能。古民家風の店の佇まいも最高だった。その後は瀬長島の「龍神の湯」へ。沖縄の海を眺めながら湯船につかり、日頃の疲れを吹き飛ばした。
長期出張を伴うキャンプ取材。疲れもたまるが、その分だけ地元ならではの食事や観光スポットを満喫できる。そういったことも、キャンプ取材ならではの醍醐味(だいごみ)だと感じている。【巨人担当=水谷京裕】