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<練習試合:中日3-5日本ハム>◇18日◇沖縄・北谷
日本ハム新庄剛志監督(53)が、自身の采配を反省した。
場面は1回無死二塁。2番松本剛が1ストライクからの2球目、中日柳が投じたワンバウンドの変化球を空振りした。新庄監督は「あれ進塁打のサイン出してたんですよ。だから進塁打のサインを出すと、ボールに当ていこうとするから、あのボールを手を出してしまうんですよ」と指示内容を明かした。
この空振りを見た新庄監督は、進塁打のサインを取り消し。松本剛は1-2から進塁打と同じ方向の右前打を放ち、好機を拡大した。新庄監督は自身の采配を反省し、「今日(1回の攻撃の)松本君の2球目、ワンバン空振りしたでしょ。あれ、進塁打のサイン出してたんですよ。だから進塁打のサインを出すと、ボールに当ていこうとするから、あのボールを手出してしまうんです。だから松本君は普通に打たせれば、向こう(逆方向=右)に勝手に打ってくれるんで。で、2ストライクに追い込まれて進塁打(のサインを)消したら(右前打)。本人に『あれは進塁打のサインを出してなかったら振りにいってないよね。止まるよね』って聞いたら『はい、止まります』って。その辺も俺が把握していかないと」と話した。