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【柏】将棋2段の頭脳派MF小泉佳穂、堅守の川崎F攻略の道筋描き3季ぶりの開幕連勝目指す


柏レイソルは、長谷部茂利監督を擁する川崎フロンターレとの試合に向けて戦略を考えています。昨季まで長谷部監督が指揮していたアビスパ福岡に対して苦戦していた柏ですが、今シーズンはロドリゲス新監督の下で攻撃的なスタイルを採用しています。開幕戦では福岡に1-0で勝利し、ボール保持率66%とシュート数11本を記録しました。次戦の川崎戦でも、ボールを保持して相手を走らせることが重要と考えています。選手たちは相手の守備ブロックを試合中に観察し、柔軟に戦略を調整する意欲を見せています。小泉佳穂選手は、相手の守備を崩すためにセカンドボールの回収や押し返しがカギになると指摘しています。

小泉佳穂(2023年10月撮影)

新生柏レイソルが、堅守の川崎Fのブロックを打ち崩せるか-。柏レイソルは18日、長谷部茂利監督が率いる川崎フロンターレ戦(22日、三協F柏)に向け調整した。

柏は、昨季まで長谷部監督が指揮したアビスパ福岡にJ1で8度対戦し1勝6敗1分け。堅守速攻の長谷部スタイルに苦戦を強いられてきた。

柏は今季からリカルド・ロドリゲス監督が就任。攻撃的なスタイルで福岡との開幕戦を1-0で白星を飾った。3季ぶりの開幕連勝へ、“長谷部フロンターレ”の壁が立ちはだかる。

開幕戦で2列目で先発したMF小泉佳穂(28)は、今季の川崎Fの印象に「きれいな4-4-2のブロックで、ミドルプレスで穴をあけず、すごくいい守備をしている。(攻撃で)中盤より前の質とコンビネーションの量、質がみんなうまい」と警戒。その中で「相手にボールを保持する時間をつくらせないことが一番大事。自分たちがボールを保持して、相手を走らせる所と、相手の得意な状況に持って行かせないところが大事」とポイントを挙げた。

福岡との開幕戦は、ボール保持率66%。シュート数も福岡の6本の倍近くの11本を放った。リカルド・ロドリゲス監督が掲げる攻撃サッカーを、数字でもしっかり形に残した。序盤は相手のペースだったが、相手の出方を見て、近くの選手同士で話し合い、戦い方や立ち位置を変化させていく戦い方も表現した。

小泉は「相手のやり方が最終ライン5枚で、こっちの5枚にぶつけてくるやり方で。どうしても、人に対して埋められてしまう感じがあった。でも、前半ですぐそれが分かったので、相手の前線と中盤を走らせようと。たくさん走らせた布石が、後半に効いてきたかな」。

しっかりボールをつなぎながら相手を走らせ体力を奪う戦い方へとシフト。福岡のボランチ、MF松岡の走行距離は13・013キロに及び、小泉は「それだけ、走らせれば後半出てこれなくなる」と90分通してのゲームデザインだったことを明かした。

次戦の川崎F戦も、相手を見ながら、90分を通じゲームをデザインし、相手の穴を探していくイメージをしている。「セカンドボールの回収、相手がボールを保持しているときにどうやって押し返せるかがカギになる」。サッカーはもちろん、将棋の腕前2段の頭脳派。長谷部フロンターレの堅守を崩す道筋をピッチで描き、チームの勝利へ貢献する覚悟だ。【岩田千代巳】

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