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日本ハムの先発3本柱が順調だ。昨季10勝左腕コンビの山崎福也投手(32)と加藤貴之投手(32)が17日、沖縄・名護キャンプで初めて実戦形式のライブBPに登板。両左腕とも1年前の同時期以上の仕上がりぶりに、手応えをつかんだ。この日はサブグラウンドでけん制練習などを行ったエース伊藤大海投手(27)は、内定している4月1日の本拠地開幕戦までの「サンデー大海」調整プランが判明した。
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2冠エースは、万全のシナリオで本番に備える。日本ハム伊藤大海投手(27)は、3月23日の登板前最終登板から逆算して、キャンプ中は日曜日のブルペン入りを継続してきた。加藤武治投手コーチ(46)は「(開幕前の実戦)登板は全部、日曜日になると思います」と説明。伊藤も「ここまで順調。あとはコーチと相談しながら」と話した。
最高の流れで気持ちを整える。実戦初登板は3月2日の台湾での中信戦に内定。異国の空気に刺激を受けた後は9日、本拠地エスコンフィールドの中日戦で大観衆の前で予行演習。16日は敵地でソフトバンクとの“前哨戦”に臨む。開幕前最終登板となる23日に、再び本拠地でのヤクルト戦で気持ちもコンディションも総仕上げ。中6日で調整しながら、最後は中8日でしっかりリフレッシュし、タカ狩りにつなげる。