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【ソフトバンク】谷川原健太が豪快な1発「捕手バトル」ゴング ライバル海野2ラン、渡辺2安打


17日に行われたソフトバンク紅白戦で、谷川原が3回表に右越えの本塁打を放ち、自己のバットで同点に持ち込みました。谷川原は、速球派の杉山の直球を芯で捉え、力強く打ち抜きました。この試合で彼は2打席目にもヒットを打ち、3打席目には四球を選んで全出塁を達成。昨年からバットを20グラム重くし、打撃力を向上させていると述べました。また、同僚の海野も7回に2ランを決めるなど、捕手間の競争が激化しています。捕手3人が安打を記録し、正妻争いがさらに苛烈さを増しています。

紅白戦 3回表紅組無死、谷川原は右越え本塁打を放ち笑顔で三塁を回る(撮影・梅根麻紀)

<ソフトバンク紅白戦>◇17日◇宮崎・アイビースタジアム

豪快な1発で、ソフトバンク谷川原が「捕手バトル」のゴングを鳴らした。紅白戦2試合目。3回に巡ってきた第1打席。先頭で、杉山の直球を右翼芝生席にたたき込んだ。「杉山のストレートは速いことは分かっているので、打ってやろうと思っていた。芯で捉えられた。入ってくれてよかった」。カウント1-0からの2球目。狙い通り、迷いなく振り抜いた。三塁ベースを回ると、右手で小さくガッツポーズも作った。

紅組の先発マスクで、2回裏にリチャードに先制ソロを被弾。自らのバットですぐさま同点とした。5回の2打席目で木村光から中前にはじき返し、初戦(15日)に続き2戦連続マルチ安打。3打席目も四球を選んで全出塁と気を吐いた。「昨年だったら入っていなかったと思う。とにかく継続することが大事なので」。バットを昨年から20グラム重くし、自慢の打撃をスケールアップさせている。

谷川原のアーチは、ライバルも刺激。7回には海野が左翼席に2ランをたたき込んだ。初戦でチーム1号のソロ本塁打を放った渡辺もこの日は2安打を放って、捕手3人がマルチ安打だ。「高いレベルで争いたい」と谷川原は気を引き締めた。正妻取りへ、激烈な戦いがさらに激化しそうだ。【佐竹英治】

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