メッツ千賀滉大がフリー打撃に登板、最速155キロ 「実にラクに投げている感じ」と監督

メッツ千賀滉大（2024年10月19日撮影）

メッツ千賀滉大投手（32）が15日（日本時間16日）、今キャンプでフリー打撃に初めて登板した。MLB公式サイトのアンソニー・ディコモ記者によると、最速96マイル（約155キロ）を計測したという。ニューヨークの専門テレビ局SNYによると、主力のマクニール内野手ら打者4人に16球を投げ、3人を凡退させた。

カルロス・メンドサ監督は練習後の会見で千賀について問われ「すべて良かった。彼も笑顔を見せていたし、それが何よりだ」と笑顔。「このキャンプの早い段階で打者を相手に投げられたのは良かった。実にラクに投げている感じだった。球速を聞いたら驚いたし、手から離れたボールの軌道も良かったし、すでにすべての球種を投げている」と称賛した。

対戦したマクニールはSNYなど地元メディアのインタビューで「彼はいい状態に見えた。このスプリングトレーニングを健康で過ごしてほしい。彼はチームにとって重要な存在だ」と話した。