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ドジャース大谷翔平投手(30)の今キャンプ初ブルペンでの仕上がりぶりにマーク・プライアー投手コーチが驚いた。
大谷はこの日初めてブルペン入りし、速球11球、ツーシーム3球の計14球を、1球ずつ丁寧に投げ込んだ。デーブ・ロバーツ監督によると球速は時速92マイル(約148キロ)~94マイル(約151キロ)出ていたという。
15日(日本時間16日)付のロサンゼルス・タイムズ電子版によると、同コーチは大谷の投球練習について「これが、昨年11月に左肩手術を受けた男なのかと考えるとクレイジーだよ。まったくちゅうちょも何もないように見える」と驚き。「私が驚くというのは、そうあることではない。だが彼の投球は本当に良かった。手術明けの投手の投球としては驚きだった。利き腕の方の肩ではないが、見た目ではまったく影響がないようだった。本人は多少違和感があったかもしれないが、本当にいい投球だった」と話した。
フルワインドアップで投げていないことについては「今はリズムやタイミングを探している段階だと思う。たぶん腕にストレスをかけ過ぎないようにしているためだろう」と話した。今季の二刀流復帰については「彼は登板したときは非常にハイレベルの投球をするだろうし、打者としても非常にハイレベルで打つだろう」と太鼓判を押した。